月: 2017年6月

第34回カーター記念黒部名水マラソン完走記(その2)

その1が、生地街歩きで終わってしまったので続き。

さて、疲れてトークショーはパスして富山のマンテンホテルに帰って来た私。

さあ、楽しみはごはんと寝るだけ!

で、まずごはん。前夜にアルコールを伴わずがっつり炭水化物を採れる店、て限られる。居酒屋は魅力的なのだがつい飲みすぎる危険があるし。

とくしまマラソンでは鳥巣亭の親子丼。愛媛では、うどん定食で通した。下関は門司のコガネムシに、カツカレー食べに行く。北九州は穴子丼。仙台はなぜか半ちゃんセットで通した。姫路城〜では、お城前のオムライスの店。これは終わってからのお昼ごはんだけど。

加古川、名古屋、四日市、大阪ハーフと王将やね。四日市は天丼の美味しい店発見。

あれ。なんだっけ。富山では、喫茶子馬のオムライスなのだ!

まずは形を選んでね♪

巻きタイプとふんわりタイプ、とかメニューに書いてあってカワイイセンスも気に入っている。

で、ボリュームはLMSと選べてソースも選べる。おねえちゃんが愛想良くて可愛い。うーたまらない。お持ち帰りはできなかったと思う。オムライスの話ね。

マンテンホテルの最上階露天風呂もある大浴場、生ビールサーバーがあって、300円だっけか?ういー。(結局飲んでいる。)

翌朝、小雨やん!でも涼しい。

富山地鉄でのんびりスタート会場に向かおうとしたら信号故障で、一層のんびりして、それでも余裕で会場入り。

ここでは荷物は、有料預かり所に預ける。フィニッシュから近いし、テントの下でダンボールひいて着替えさせてくれたり、ちょっとしたサービスが期待できるので、僕はこの有料が気に入っている。500円。無料で体育館のタナに置いてくれるのもあるんだけど。

などと、あちらこちらで余裕を作っておくのがラクに大会をこなすコツか?

余裕を持って会場入りするとスタッフの案内もなんとなくまったりしてるし、より親切。トイレも混まないし、スタートブロックの最前列に行けるので、今回はB、スタートセレモニーできゅうちゃん!!!!とか叫ぶと応えてくれる距離に居られる!

スタート!

やっぱり暑いね。前半は快調。抑え気味に抑え気味に。おー新幹線黒部宇奈月温泉駅の下の応援が強力。

すんごい美人の温泉旅館の若女将でしょか?清楚な和服。他にもハイレベルの和服おねえさんが、てんこ盛り。。目が釘付け。90度脇見状態で危険を感じ、走行方向をやっと見る。

そこから中間地点超えて折り返し23kmまではずっと登り。余裕を残して居たつもりが25kmくらいからへこたれてくる。ここできゅうちゃんとハイタッチ、「きゃー、昨日街歩きもありがとー!」ちゃんと覚えてくれてるやん!

このおかげで32kmくらいまで持ったかな?痛いとこもない。
黒部側の流れが白波打ってごうごう流れている堤防上を進むのだが、降りと言う感じがない。確実に疲れて来ているのだ。

33kmくらいだったろうか。3時間30分のペースランナー集団に抜かれる。

だんだん給水で立ち止まるようになり、37kmの塩ソフトでひとごこち。自由の女神のようにかじりかけのソフトクリームを差しあげて走る?

今度は海岸に出る。39kmくらいか。左ふくらはぎがピク、とひきつり始める。給水所の名水で冷やしたり、脱力運動などして、戻す。

どどーんと波の音。怖いくらい。そして涼風。去年のように内臓が疲れたような感じはないが、脚の疲れが感じられる。重い。

水が美味しいので、どうしても給水所で立ち止まってしまう。記録的には走りたいのに。ぐびぐび冷たい美味しい水を飲みたい渇望があああ。

これやってると必然、トイレも行かないといけないのさ!

タイムロスは出るものの、なんとかペースダウンは最小限にとどめ、あと2km、生地の街中、旋回橋、沿道の応援が嬉しい。あと少し!あと少し!でも全然つかない感じがする。あと1km。なんとか痙攣がひどいことにならずとさまつている、こうなれば脚がもう壊れても、フィニッシュには着く!とスピードアップ。

このあたりまで来て追い抜ける速さが残っていると快感。

フィニッシュ!

カメラマンさんにガッツポーズして、ありがとありがと、とタオル、メダル、水、バナナ、といっぱいモノをもらって、荷物を取りに行く。その前に水浴び。どーんとバケツにひしゃく、まで用意されてて、シャワーみたいになってるとこもあり、気持ちいいのだ。

なぜかそう言う時は疲れも残らない。今回はペース配分失敗はないけど、おそらく仙台ハーフから、仕事での立ちっぱなしの名古屋での展示会出展など、筋疲労が残ってしまったのだろう。水も塩ソフトとか給食も楽しんだしね。

と、言うわけでとくしまマラソンでの3時間24分少しの自己ベストには遠いものの、去年の黒部でのタイムを約5分縮める3時間34分37秒で完走!!

うだうだと着替えて、鱒寿司、名水鍋豚汁、とおなかを軽く満たし、生ビールで乾杯!さっとシャトルバスで黒部駅へ。富山駅で、本格昼ごはんすることにし、やっぱり喫茶子馬に。。今年は2回来たぞ!常連になった!

あとはびいるを買い込んで新幹線、サンダーバードと帰るだけ。

やっぱりしんどいけど楽しい、黒部のマラソンでした!


第34回カーター記念黒部名水マラソン完走記その1

120mの高低差、最高気温30度近くになる過酷な大会ながら、2度目のフルマラソンに選び、
私にとって、「キツイけど楽しい」大会である。

最近シゴトが思うように回らず(回るんだけど抵抗と言うかストレスがキツイ)のもあって、
どうもモチベーションがあがらない。直前までそんな状態で、金沢では何ら表示のない券売機(近郊切符で来たひとしか
乗継切符を変えない)のせいで新幹線に乗り遅れた。
楽しみにしていた生地街歩きのきゅうちゃんと会えないかも、と思いつつも、遅れた新幹線から次の富山鉄道への乗り継ぎ時間をつぶすため
富山地鉄の蕎麦屋さんでほっこり。
ちょうど店のテレビでうつ病のお話をやっていて、富山のひとはやさしいね。
「そんなんなったら大変やねえ。」「しんどいらしいよ」とか話している。
なんとなく、自分のことを受け入れてくれているような気分で、和んでいると。
いつものとおり、見るからにランナーの恰好しているから、みんな声かけてくれる。
いつも5月なのに、今年は明日なのよね。
フルマラソン走るの!?暑いでしょ?金沢マラソンもあるけど、あっそこは人が多くてね(参加者じゃなく
繁華街のことだった。)黒部のマラソンはキツイ?田んぼが多くて景色がつまらない、言うひともいるよ。
-きついですよ。120m上って帰ってくるんですから、夏やし。。でも田んぼを渡ってくる風のおかげで、
涼しく感じるので。。 などなど。

どうも富山がちょうどよくて、都会の金沢に微妙な意識があるようだ。
いつもは山菜蕎麦なんだけど、今年はわかめ蕎麦。わかめがたっぷり。

ごちそう様、と出る時には、女性ばかり3名ほど、で頑張ってね!

あーうれしいな。

かなり気を取り直して、生地街歩きに。良かった!まだきゅうちゃん着いてないって!ボク、ついてる!
受付で名前だけ書く簡単な受付。
きゅうちゃん登場!
思いっきり元気。お豆腐や名水、ところてん、などのふるまいを受けながら、また、かまぼこやフランクフルトを
買ってはかじりながら。きゅうちゃんにあげようと差し入れになるのがいくつかあって、そういう時は
「きゅうちゃんに食べてほしい」ものだから、彼女は必ずひとくち(大きいひとくち、時においしいとふたくち、)は食べて、
さあ、残りはじゃんけん大会で勝ち残った人がゲット!!!!
これ、ファンが多いんだけど生地街歩きに来る人はおっかけも多いけど、素晴らしいマナー。結構有名人としてはムチャしてると
思うのだが、適度ににぎわいながら混乱しないから不思議だ。

かまぼこ屋さんで、きゅうちゃん、その100円のかまぼこちょうだい!ってきゅうちゃんから渡してもらって100円は女性マネージャーに。
(そこから、みんなきゅうちゃんに100円渡すようになって、「お店のひとより忙しいじゃないのよー」て叫んでた。
いひひきっかけをつくってしまった!さりげにこういうカラみ方ができるのがボクの特技。。

でも、やはりからだが疲れているので、明日の本番もあるし、いつもは楽しみに参加するトークショーは
まあ3回めはいいか!とパス。早めに富山のホテルに帰ることにした。

あーなんか黒部名水マラソン完走記なのに生地街歩きの記録になってしまった。
(あれ、完走記のはずが。。)