今朝は冒頭に希望を掲げよう!

平成23年4月6日 毎日新聞22面希望新聞★菅野裕太さん
多くの人に支えられて生きているんだと避難所生活で初めて知りました。高校を卒業したらいろいろなボランティアをしたいですが、生活が厳しくなると思うので、給料をもらいながら、人の役に立てるような仕事に就きたいです。

ボランティア活動を前提に、被災地の情報をできるだけ公的なサイトで拾った。
まずは私の出発点。
http://www.pluto.dti.ne.jp/~ichiro-1/Volu/Volunteer1.html
1)日本海重油流出
(1)災害の時に持って行った装備
回収作業用のゴム合羽、手袋、長靴等の装備、布団と着替え、それにデジタルカメラ等の撮影機材、1500CCセダンのトランクは一杯になり、一部を後部座席に積み込んだ。今回は布団、ひしゃく、などは省略。宿舎を確保いただいたため。

今回加える予定のものは、簡単な工具、携帯電話など情報端末、ゴーグル、マスク、ウイダーインゼリー2食×6日分。

(2)情報収集
 インターネットから行政情報その他たを仕入れること。検索エンジンでボランティア、重油災害等を探し、日本災害救援ボランティアネットワーク”セイブザコースト”日本海沿岸自治体や海上保安庁、NHKボランティアネットワークの他、個人のページなどでも最新で、かつ詳細な情報が手に入る。
 大阪府庁の危機管理室、知事会見などの資料。一般企業では被災地の営業所からの情報などが得られるのではないか。できるだけ受け身で集められる確実な情報をたくさん集めることがコツ。現地への問い合わせを出来るだけ避け、負担を軽くするため。
 ただし、出発の直前に、宿泊先、活動現場などに、確認の一報は入れるように心がける。簡潔にボランティアとして自足出来るので、行く。支障ないか、それだけ。

2)今回の被災地の情報総覧

(1)全般
http://syxym.blogspot.com/2011/03/ptsdjp-311care-jishinkusuri_16.html
【被害を受けた人を傷つける言葉】 #ptsd_jp #311care #jishin_kusuri
1. 頑張れ(被災者はすでに頑張っている。これ以上どう頑張ればいいのと言う感情になる)
2. あなたが元気にならないと亡くなった人も浮かばれないですよ。泣いていると亡くなっ
た人が悲しみますよ。(悲しいときには泣いていい、元気を失っていいという原則がま
もられていない。「喪失」がきちんと扱えていない。よく言われる言葉だが、たくさんの
問題が含まれている)
3. 命があったからよかったと思って。
4. まだ、家族もいるし、幸せな方じゃないですか。
(上記二つに関しては、被災者が他に喪失したと感じているものに対する配慮がない。
しかも本人がそのように思っていなかったら、単なる価値観の押し付けである)
5. このことはなかったことと思ってやり直しましょう。(実際に起きたことをなかったこ
とにすることは不可能である。トラウマとなった記憶にどう対処していくかを援助の
対象とすべき)
6. こんなことがあったのだから将来はきっといいことがありますよ。(空手形になってし
まうことがあるのでは?)
7. 思ったより元気そうですね。(被災者は援助者の前で取り繕っていることだって十分考
えられる。励ますつもりで言ったとしても、本人の現在の状態に対する配慮がない)
8. 私ならこんな状況は耐えられません。私なら生きていられないと思います。(しっかり
していると誉めるつもりで言われていることが多いのだが、おめおめと生きている自分
を非難されたと感じる人が多い)

http://www.e-nexco.co.jp/
 NEXCO東日本 SA,PAでは緊急通行車両へ優先給油を行っているようだ。ガソリンの在庫自体は安定に向かっているようだ。一般車は、給油量の制限の可能性もあるようだ。

毎日新聞では、鉄道の運行・再開状況が毎日地図で掲載され、わかりやすい。

(2)岩手県
http://www.pref.iwate.jp/index.rbz
http://www.pref.iwate.jp/list.rbz?ik=1&nd=2500

【被災地の状況】
 被災地は今なお、がれき等により、ボランティアが個人で対応するには危険な状態で、宿泊場所等も確保できない状態にあります。
 そのため、バスによる日帰りボランティアを募集しておりますので、詳細の日程等は岩手県社会福祉協議会ホームページ「東北地方太平洋沖地震に関して」をご覧ください。
【募集先】
〒020-0831 盛岡市三本柳8-1-3 ふれあいランド岩手内
    岩手県災害ボランティアセンター(岩手県社会福祉協議会)
    電話番号 019-637-9710
    FAX 019-637-4255
同ページからのリンク先では、大槌町で行うボランティア活動の内容が家屋からの泥だし、家財搬出などであることが判る。(募集終了)
現地での滞在ができず、日帰り送迎になる、と言う厳しい活動環境がうかがえる。

(3)宮城県
http://www.pref.miyagi.jp/bosai.htm
http://msv3151.c-bosai.jp/
 各地のボランティア情報のポータルサイトになっている。

http://msv3151.c-bosai.jp/group.php?gid=10247
気仙沼市災害ボランティアセンター

気仙沼の情報をピックアップ。
 ライフラインはほぼ復旧。
 ボランティア活動の部分を抜粋。活動環境はやはり。厳しい(以下)
【必要なもの】軍手・ゴム手袋、マスク、長袖・長ズボン、活動しやすい靴(長靴)、帽子、ゴーグル・メガネ(防塵)、タオル、弁当、飲料水、保険証、など
4月4日の情報では、機材について、ゴーグル、角スコップなどが上げられ、水害型の災害救援の装備が必要としている。、
【活動内容】家屋の清掃、物資の仕分け、など

※交通費・食費・報酬などの支給はありません。交通手段・宿泊場所・食事などは、各自でご用意ください。宿泊先については、宿泊施設や観光案内所に直接お問い合わせいただきますようお願いします。

(以上)

(4)福島県
http://wwwcms.pref.fukushima.jp/
県トップページ
暫定版のトップページが痛々しい。官公庁機能が被害を受けていることが察せられる。
http://wwwcms.pref.fukushima.jp/pcp_portal/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=23682
個人からの支援は辞退とのこと。
企業からは、大口、十分な数量、仕様の統一を呼びかけている。
集積、チェック、仕訳、配分が十分出来ない状況だと思われる。
物資を届けたい人、心情的には深く理解するが、被災地の厳しい状態を慮っていただくようお願いしたい。空腹でも、食べられないくらいしんどいのだ。

http://ameblo.jp/pref-f-svc/
 福島県災害ボランティアセンターのブログ
 問い合わせは角市町村のボランティアセンターに、とあり、PDFのリストがUpされている。
 http://www.fukushimakenshakyo.or.jp/saigai/jyoukyou.pdf
 インターネットアドレスが表示されているセンターは少なく、情報基盤の回復や情報収集、発信にも人出がさけない状態が見て取れる。

トップページ


 会津若松市社会福祉協議会
 物資の受け入れを中止したり再開したり、の状態のようである。
 このページの記事は、応援してくれる人たちと被災地の人たちに大変配慮されていると思う。

http://d.hatena.ne.jp/somasaigai/
相馬市災害ボランティアセンター ブログ
そうま魂、のステッカーを創っている。
ガソリン、クルマ、宿泊場所を自足出来る人を受け入れ。写真もあり、状況が良くわかる。被災状況は厳しいが、被災地の人々も力強く立ち上がりつつあるようだ。

(5)茨城県
http://www.pref.ibaraki.jp/
茨城県のトップページ 災害の情報がずらりと並ぶ。
原発の状況を冷静に、伝えようとの努力。県内の産品についての安全性も訴えていて
地域の人々が何を今欲しているのか、伝わってくる。

http://www.pref.ibaraki.jp/20110311eq/index7.html
道路の通行止め情報が日々更新されている。橋、高架橋を中心に、相当復旧していないところがある。
http://www.pref.ibaraki.jp/20110311eq/index8.html
ライフライン。電力はほぼ復旧しているが、断水区域が残る。

ツイッターは有益ではあるが、ニュースサイトやテレビ、個人ブログ、時には風評のそれこそ2次資料、3次資料、。。。コピーであり、生からほど遠い。
今回、いろいろあたって、被災地の窮状と息吹が、被災地が他の地位に何を求め、動き始めたボランティアが何をできるか、少しは見えた気がする。

この記事は更新するかどうかわからない。でも、みんなより現場に近い情報を自分で集めて欲しい。