この3月まで大阪マラソン事務局サイドで働いてきた。
ずいぶん大きなイベントに関わらせていただけて、類い希な僥倖であったと思っている。
仕事・行事自体のしんどさはほとんど感じなかった。あまりに多くのひとびとの応援があったからだろう。
しかし、嫌なこと、辛いこと、もう二度と関わり合いたくないなと思うような一瞬がほんの少しにしてもなかったわけではない。

それでも。
市民マラソンを支える働きがい、場面場面の鮮烈な感動、沿道・活きている街の素晴らしい表情。乗り越えた時の達成感。
こうしたことどもが忘れられず、直接の担当から離れてからも引き続き何らかの力になりたいと思った。

出来るとすれば、2011,2012.そして2013の端緒まで入れあげてきた、救護の分野。まさに大阪マラソンを通じて活動を知り、単に仕事の範囲ではとどまらない共感を覚えた心肺蘇生の普及・実践。

いつか、大阪マラソンをPUSH講習会を含めたPUSH講習でインストラクターをやってみたいな。これが最近の僕の目標になっている。

積み上げていくのはなかなかどうして努力が要るけど、講習のたびに見えてくるものがあって感慨深い。

_1130555