1.最近のTweet紹介 脱原発=大停電の脅し。
私は一律15%節電しないと、停電により経済社会・生活が大混乱するかのような報道は本当だろうかと思う。
報道は発表ジャーナリズムと言って中央政府、地方政府、外電、企業のプレスリリースなどをそのまま報じるだけだから、発表したひとが何らかの誤謬を招きやすい発表の仕方をしているのではないかと思う。
少なくとも完全なる悪意でだましにかかっているとも思わないのが。(中央政府を除き。。上記の情報源で信頼できる順に並べると例外はあるが、外電、地方政府、企業、中央政府となるのではないか?だが、ボランティア、NPO、企業の現場、末端からの情報はそれらよりも真実に近いと思われるが、報道機関でのプライオリティは低いようである。)
http://www1.kepco.co.jp/notice/gosetsumei_2011.pdf
関西電力の節電のご説明資料。
不十分ではあるが、丹念に読んでいくと実際に不足する可能性のある電力がいくらか。
原発を全部とめる、あるいは、順次停止していく原発を動かさないとどれだけ足りなくなるかが判ってきた。
(いままでのツイートは。。。)
5%節電が必須と捉えエアコン切る→屋内で休む高齢者中心に熱中症死者が出る。その時関電は言うだろう「命を捨てるか原発を捨てるか。。」関西財界には「収益を捨てるか」「原発を捨てるか」に聞こえる?
過大に余裕みた節電必要量254万kwに4%を積み、節電目標量15%。15%節電が必須ととらえた真面目なひとに、少なからず熱中症による死者が出るだろう。エアコン切る以外の対応が必須?
15%は過大。電力が足りないのはわずかな時間。わずかな量。ただ大口需要家と家庭、地域、の消費量、各々、季節、曜日、時間ごとの消費電力量など細かいデータないと確実な節電行動不可。電力量すら見えない。
15%は過大。電力が足りないのはわずかな時間。わずかな量。2938万kWの供給量を、予備率5%分を差し引き2798万kWに過小に見積もる。
15%は過大。電力が足りないのはわずかな時間。わずかな量。逆に需要側は頼みもしないのに、猛暑による気象影響量101万kWを上乗せして見積もり、3037万kWの実需を3138万kWと予測。これが必要だと。
15%は過大。電力が足りないのはわずかな時間。わずかな量。本当に足りないのは、供給2938万kW 需要3037万kW、不足99万kW。3%強。ただ、母数が供給だったり需要だったり。。正しい率は不明。
15%は過大。電力が足りないのはわずかな時間。わずかな量。本当に足りないのは99万kW。供給を100%として3.37%。たった3%と少し。かつての消費税率と同じなら負担感はほぼない。
本当に足りないのは99万kW。3%と少し。だが待て。水増した節電必要用443万kWは、8月にも動いている原発の発電量445万kWとほぼ等しい。11%節約すれば、今すぐ原発を止めても大丈夫と読み切った!
それにしても、この資料、PDFに保護が厳重にかけてあってコピペも出来ない。何を恐れているのだろうか?手打ちし図は印刷・スキャン。。情報をオープンにする態度をもっていれば、ここまでするかなあ?
脱原発=大停電の脅し。猛暑による気象影響量101万kWを見積もる必要はない?全国データでは過去最高は2001年次いで2005年。猛暑の昨年は関電3095万kW、全国1億7775万kWでいずれも過去最高ではない。。
http://www.fepc.or.jp/about_us/pr/kaiken/__icsFiles/afieldfile/2010/09/10/kaiken0910.pdf
2.その他最近気になったホームページなどで拾った記述やデータ
1)日本原子力発電株式会社HP:http://www.japc.co.jp/tsuruga/plant_guide/tsuruga02.html
若狭湾の美しい海岸線に囲まれ、古くから日本の表玄関として栄えてきた港町、敦賀市。当社は、昭和45年に敦賀発電所1号機、さらに昭和62年に2号機の営業運転を開始しています。云々。
(コメント)
なるほど、現在の表玄関が首都、もしくは京阪神だとしたら、そちらに原発を創る布石だな。。
2)ブログで読むニュースサイト イザ! 2010.8.21
東京電力の供給エリアで21日、電力需要のピークとなる最大電力が今夏最高の5918万キロワット(午後2~3時の平均値)に達した。
3)47NEWS 2010/09/17 12:17 【共同通信】http://www.47news.jp/CN/201009/CN2010091701000387.html
電力需要が過去2番目の高水準 8月家庭用、猛暑で。
電気事業連合会が17日発表した8月の電力需要実績速報によると、電力10社合計の一般家庭向け需要は前年同月比9・5%増の273億1800万キロワット時で、電力10社体制となった1972年以来、8月としては2008年に続く2番目の高水準となった。全国的に厳しい暑さが続いたため、エアコンなどの需要が好調だった。
産業用の大口電力販売量は、11・6%増の246億6200万キロワット時で、9カ月連続で前年実績を上回った。非鉄金属が19・3%増、鉄鋼が18・2%増となるなど主要7業種すべてで前年実績を上回った。
電力各社によると、大口電力販売量が最も伸びたのは北陸電力の15・6%増で、東北電力15・5%増、中部電力14・5%増と続いた。
4)電気事業連合会。kwhのデータがたくさん。
2010年8月分電力需要実績(速報)84,915万kwh
http://www.fepc.or.jp/library/data/demand/__icsFiles/afieldfile/2010/09/17/sokuho0917.pdf
http://www.fepc.or.jp/library/data/demand/2010.html
2001年8月の電力需要1億8300万kWh
負荷率 すべての発電設備の中で実際に使われた電力(キロワット)を負荷という。
そしてこの電力(負荷)のある期間における平均(平均電力)の最大電力に対する比率を負荷率という。
負荷率=一定期間の平均電力/同期間中の最大電力×100(%)
日負荷率、月負荷率、年負荷率 など。。
ピークカットとピークシフトで合理的な節約が可能。ボトムアップで夜間などの電力を使うことは発電効率アップにむしろ必要。
最大電力と需給バランス 常に需要を上回る供給力(予備供給力)を確保しておく必要がある。
5)この夏(2010年)の電力需給の状況
(電事連会長定例会見要旨20110617)
http://www.fepc.or.jp/about_us/pr/kaiken/__icsFiles/afieldfile/2011/06/17/kaiken20110617.pdf
つぎに、この夏の電力需給状況についてご報告いたします。資料2をご覧ください。この夏の10 社計の最大電力は、左上の表のとおり、8月23 日に記録した1 億7,775万kW で、過去5番目の水準となりました。また、最大日電力量は、8月24 日に記録した33 億9,668 万kWh で、過去3番目の高水準でした。
各社別では、2社が最大電力を更新し、日電力量でも夏季最大を含めて4社が過去の記録を更新いたしております。
(資料中)
関西電力 3,095万kw 8/19。(やっとあった!昨年実績は今年に備えるため、不可欠なデータだと思うが、関西電力のページには消しゴムで消したように昨年の数字がなく、電力量についての説明もない。経営上一番基本になると思われる生産(供給)量や需要がないのは、なぜ?)
昨年の負荷率は全国で79%らしい。夜間も暑かったから相当受給が逼迫していたのではないかと思う。
※この記事は書きかけデータを含みます。内容には未整理、未確認なものを含みます。原本を確認してから参考にしてください。
明確な間違いがあればなるべく直します。限られたデータから節電に真摯に向き合う趣旨ですので、データが不十分な場合、データの説明が不足し、推測になっている場合などがあります。一市民の日記として検証には限界がありますのでその点、新釈下さい。
また、間違いを指摘いただく場合には正しいデータや考え方をお示しいただきますと訂正しやすいので助かります。