今日は今年、ほとんどとれなかった代休、有給休暇を活用してお休みをいただきました。
本当に感謝しなければいけません。

で、Drums工作はいわば道楽ではじめたものであるが、私のボランティア活動とシンクロしていわばライフワーク、になっている。本来のライフワークではないのでライフワークの一部と言うべきか。

常に複数台のdrumset、1バンドがライブできる機材をストックし、藤井寺JAZZ祭りで使うのがメイン。

で、今5セットのdrumsetである。

多分多くのDrummerが楽器を集めたりとっかえひっかえ売ったり買ったり演奏しやすくtune-upしたりと言うのを楽しんでいると思うが、使う機会はそんなにあるはずはない。社会人の場合、Liveをいくらよくやっても週1くらい?たいていはdrumsetはお店にある。Drums持ち込みのLiveは年に1度か2度?であろう。
死蔵してもタイコもかわいそう。

なれば、使ってもらえば良い。

で、数年前から高槻JAZZストリート、吹田JAZZ・GOSPELLIVE、そのほかのイベント、などで使ってもらっている。

自分の属するSundayBeansJAZZOrchestraやコンボなどでも使うので、メインの機材は10回以上、それを除く4セットも年1,2回以上の稼働になる。

前置きが長くなった。

今日はそのうち一番出番の少ない22inchBD12inchTT13inchFTの往年のPearlValenciaを調整した。
掃除だけのつもりだったが試奏すると鳴りがおかしい。あほみたいな音が鳴る。
よくよくみるとボトムのラグナットが長年の劣化だろうか、とんでいる。

分解してみるとなんとラグナットのネジの部分とラグにひっかかる底の部分が断裂している。これではテンションボルトが抜けてるのと同じで音程が定まらないはずだ。
さっそく手持ちのラグからナットを取り出して修理。組み上げてチューニングすると、実用にはなるが、なんとなく良い音、と言うほどでもない。
おかしい。カバリングをはがしてニス塗装したValenciaのタムはもっと良い音がした。
何というか音に深みがない。チューニングがスムーズでなく、テンションボルトを緩めてもしばらくヘッドがシェルのエッジにひっかかっている感じ。

磨いてしまえ。よくよく観察するとこの時代、の廉価版のモデルの標準的な仕上がりか、シェルが乾燥する家庭で合板に鬆(す)が発生したのか、エッジがザラザラ。エッジは高精度で削り出され仕上げられているので普通はいじらないのが良いのだが、経験的に多少研磨してもヘッドを張った場合のテンションにほとんど影響しないので、慎重に3面面取する要領でペーパーがけする。
組み立てると随分良くなった。が、ヘッドを張る前にリムもヘッドも掃除するべきであった。これも音に影響しているはず。

で、組み立てて完了!手持ちのメイプルシェルの高級品のようなは行かないが、納得。ヘッドも次は交換しないと。。。