やはり一年経過を前に東日本大震災の番組が増えてきて新聞でも記事がまた増えてきている。
それより。
私と同様大阪府から関西広域連合の支援活動で東北に向かう職員は連綿と続いている。
私はと言うと、Leoのことを考えると1週間とか自宅を離れることができず、東北再訪は実現していない。
Leoについては、むしろ引き取った僕たちの方が救われ癒されているということで普段はにくたらしい嫁さんとも意見が一致している。
しかし、わんこひとり助けるのにエネルギーはいる。
が、しかしまたそんなエネルギーは大勢のヒトを助けるのに比べたら
やはり量的には大したことないだろう。
が、しかしわんこすら福島では救われていない。そうな。
なれば人間は誰が救うのか。
わんこ数匹助けるチカラと度量と思いやりがなくて人間を救えるか、とも思う。
これは、わんこに癒されて初めてわかったことだ。
また思う。職業倫理的にもどうなのか。
何かの報道で知ったが、仮設住宅の多くの人が失業状態で収入が月10万円以下だという。
私は被災地の外に居て。
収入などについては極めて吐露しにくいのだがこれで良いのかとも思う。
日本人全体、同じ収入条件に切り下げて、分かち合えないかとも思うが、
やはり自発的にやることは難しい。
ローンもあるし。二重ローンの辛さも。
しかし、それでも肉親を失ったりしている被災地の人より めぐまれているわけで。
みんなのために尽くすべき職業で、みんなが困窮しているときに、自分はぬくぬくしている?
なんだかな。仕事ではなく自分でボランティア活動などもしているとこういう視点になってくるのだけど
職業や地位、立場に関係なく思いが共有できると何かできるかも知れない。。
うーん思いテーマですね。今度の東京のランニング学会が震災の復興とランニングを取り上げるので。
2月のいわきのシーサイドマラソンなんて、復興支援にもなるし放射能問題考えるとやるべきではないという意見もあるだろうから、まあ悩みます