祖父が使っていたCanonP(ポピュレール)

ふと思いついたのは最近使い始めたLUMIXにレンズだけでも使えるではないか。

マウントアダプターをWebで注文。

50mmF1.8のCanonSレンズはライカLマウントと互換性があるので(ネジピッチが違うので厳密には違うマウントらしい。ピッチのずれが限界に達して回らなくなる前に本来の位置まで旋るため、共用できる。)

CanonPは金属幕の横走りシャッターで、未だに撮影できるが、このシャッター幕が問題で幼い頃の私が指ではじいてでこぼこにしてしまった。
当時、家のカメラがヤシカのLYNX1000、でレンズシャッターだったのでフイルムの代わりに「紙」がはさんである、と見えたのであった。(ような気がする。)
横走りのシャッター幕は結局リボンで引っ張って駆動しているだけだし、走行部分も結構余裕があるので、その後も撮影に使われていて、このぼこぼこには気付かれなかった。(普通の家ではウラ蓋を開けてしげしげと内部を見るようなことはなかったのだろう。試しに数十年ぶりにいじってみたら、流石に後幕が走らなくなっていた。)

フィルムカメラの普及品は美品でも昔のような値段はつかないが、コレクション用としても評価されないだろう。この状態では。

他にもジャンクやら骨董品的カメラが何台かあるが、現役で使用できるようになったのはこれが最初。

ボディの方はボディキャップを入手して飾っておくつもり。

さて、写りは。。

中望遠として使える画角で明るいため、これはいい。
後添えの祖母もなくなり、このカメラとレンズが孫の私の手元にあり、レンズは最新のデジタルカメラの画像を写しているとは誰も思わないであろう。