比較的ゆっくりした時間を得て、昨日からDrums工作三昧。

1)14inch REMOスネアドラム ジャンク品 100円。リムなし。しかもエッジのところが割れている。
 一時期同社の普及品で、パーティクルボードみたいな胴にスーパーリムと称して樹脂製の成形エッジを
 接合した、何というかハイブリッドシェルみたいなものなのだが、円周の半分くらいまでがざくっとひび割れている。

 これは糸鋸で割れている部分を完全に分離、接合面をきれいに研磨して2液混合型のエポキシ接着剤で付け直す。

 継ぎ目の研磨したところは当然隙間が出来るので、接合部分のスキ、ヤセ、糸鋸の切断面なども同じ樹脂で丁寧に
 埋めては固めていく。
 
 ここまでは成功。

2)14inch FT TAMA ロックスター? さびさびのボロボロ、赤いカバリングを剥がして再生したもの。
 黒ラッカー仕上げにしてラグもPEARLのものに替えて、使用していたが、吹田ジャズ・ゴスペルライブで外装が激しく損傷。
 磨きだそうとしたが、元々のラッカーが柔らかかったこともあり、全部塗装を落としていた。
 さあ、メイプル材のツキ板シートを1プライ貼り足す要領で美しい木目を再現しようとしたが。。

 シート専用の木工用ボンド、ホットメルトタイプというのかアイロンで溶かすのだが、シート側に塗った瞬間、のびる。。
 これは水気の少ないのを薄く均一に塗らないとだめだこりゃ。

 しかも製造元の思惑と違ったのは、「丸い円筒形のもの」に貼ると言う、超ウルトラCに最初から挑戦したこと。
 結果、むらむら。浮くわ、アイロンが熱すぎて接着剤が溶けるわ、あっちこっち、でこぼこの大失敗。
 乾燥させて皺が伸びないか、とも思ったが、結局、接着剤の多すぎたところが浮いているからダメだと見込む。
 なれば、ツキ板シートは高価でもったいないが、剥がしてしまえ。

  しかし、木工ボンドを熱で固まりかかったやつとうにゅうにゅの混在、どうする?
  酢酸エマルジョン系接着剤は水と樹脂と乳化剤。そうだ。石鹸と水で乳化してしまえば、なんとかなるはず。。

 苦闘3時間。なんとかなった。

 午後から夜中までをかけて、結局元にもどっとだけ。

 今日はゴム系接着剤に切り替えて、接着剤が付いてはならないところは養生テープでカバー、仮止めも完璧にして、一度に貼らずにラグ1間隔ずつ、接着 剤を塗布しては押さえ、塗布しては押さえ、やっとうまく行った。シートを貼っただけでは、塗装がないので、明日から下地のサンディングと今度はオイ ルフィニッシュを試してみよう。あーしんど。

3)12inch TT Pearl バレンシア
 これはカバリングを外してあったのを砥の粉で目止め、一旦油性塗料で押さえて乾燥、完全に乾いてからは重ね塗りが効くので
 水性ニスのマホガニー色で仕上げる。、これは馴れた手法なので、もう2度くらい塗装、乾燥、研磨を繰り返すと大丈夫だろう。

4)22inch BD Pearl バレンシア 
 カバリングが浮いてきている。黒でなかなか綺麗だったのだが。。正月3日間の内に2)と同じ方法でオイルフィニッシュの仕上げまで持って行く。

 年末年始のDrums工作の宿題でしたあ!

 中腰でチカラを入れる作業が多くて腰が痛い。(笑)

5)あの。Pearlのベースメーカーシリーズの3点セットがカバリング外して 塗装しないといけないのもあるんだよ。もー、しばらくおいときます。