東大寺のHPで見ると、修二会(しゅにえ)と言うそうである。おたいまつとお水取りのふたつの行事からなるのだが、1260年間一度も欠かすことなく連綿と続いている。国や民の安寧を祈る厳しい行なのだそうだ。確かに堂内から厳かな声明(しょうみょう)が聞こえてくる。
おたいまつ自体は、混雑を避けたかったのとゆっくり食事しすぎたのとで、ちょうど終わった頃にお堂に着いたので見損ねた!
しかし、たいまつの焼けたにおい、熱気も感じられる生々しい現場にふれることができ、お水取りの期間に東大寺を訪れるのも初めてでもあり、静かな感動があった。