【岩手 集積場10班】 辻野より報告05 20110418PM
日付 月 20:53
岩手県集積場要員派遣10班 辻野です。
定期連絡。本日は、昨日と大きく変わって、快調に作業ができているとは言えない。避難所の状況が日々大きく変わっている。次第に物資が揃い、それなりに安定してきているようだ。一方、物資ニーズが多様化し、品目も変わりつつある。仮設住宅用の日用品なども、発送依頼(マニフェスト)が来るようになった。
こうした変化に対応する動きが十分とは言えないような気がする。もう少し効率的に作業ができるのに。そうすれば、避難所のニーズにもっと高い入レベルで応じることができるのに。。。
そう言った気持ちから、落ち疲労感が倍加する。自分が想定できるレベルに比べると、実際に作業効率が落ちてくることも影響しているかもしれない。
私と一緒に動いている班員は、全員元気だ。焦りを感じながらも自分のできる範囲で課題を発見し、問題を解決する方策を次々と工夫している。うーん。このチームは公務員の割には素晴らしい(爆笑)。
また、避難所も一定安定に向かっている成果、マニフェストによる物品請求になれたせいか、「注文」の頻度が少なくなり、物資集積場での作業量、稼働時間は減っている。
考える余裕が出てくると余計、気になる。
被災者のために働けてないと言う無力感が加わる。
現状では物量が必要だし、現地のスタッフも最近まで深夜シフトを組んで2交代24時間体制で動いていた。疲れもあるだろうし、全体としてすごく良くやっていると思うので一概に言えないが、サービスの品質は、避難所運営を支える社協やNPOの方が、避難所のニーズを細かくくみ取り、効率的にきめ細かいお届けをするなど、むしろ得意かも知れない。
ichiro-1@pluto.dti.ne.jp
大阪マラソン事務局所属 岩手要員10班辻野一郎