今回の完走記はストイックに。

目標ペース配分

距離 ペース 区間 スプリット
1km 0:04:45 1 0:04:45
5km 0:04:45 4 0:19:00
10km 0:04:45 5 0:23:45
15km 0:04:45 5 0:23:45
20km 0:04:45 5 0:23:45
21.0975 0:04:30 1.0975 0:04:56
21.0975 1:39:56

記録

距離       通過タイム(LAP)
5km         0:24:56
10km        0:48:23
15km(lap) 1:11:24(0:23:27)
20km(lap) 1:34:52(0:23:01)
フィニッシュ(lap) 1:39:39(0:23:28)

前もってつくっていたイメージどおりの走りが出来た。
ただし、1月末に風邪をひいて回復に時間がかかったこともあり、今回の目標は無理しないこと。自己ベストは狙わないが100分は切りたい。
故障やスローダウンせずに同じペースを保つこと。
出来れば最後はスピードアップしフィニッシュ前ではスパートがかけられるように。
給水は全部摂る。
ハイタッチもして楽しむ。

気持ちよく目標が達成できて、なかなか気持ちよい大会になった!!

これではストイック過ぎて面白くないので、
まずは前日のジョギング教室。
これは、各地のマラソン大会数多あれど、最強のクリニックイベントのひとつだと思う。
千葉真子さん、有森裕子さん、金さん、が登場して、ストレッチから、方法論を伝授しつつ模範を見せてくれる。
特に千葉ちゃんのしなやかさが素晴らしい。かっこいいなー。
おまけに各自目標タイムのアナウンスに従って、手を挙げる。同じペースのランナーが集まり、グループ走。これに当日のペースランナーがついてくれる。ペースランナーは地元の登録選手で、相当の脚力と記録を持っている。
私は1時間45分の組にはいる。1kmのアップと2kmの5:00/kmのペース走。このペースを覚えて本番でもこの通りの走りをすれば目標タイムが達成できる仕組み。何という恵まれた練習環境。
整理体操を終えると千葉ちゃんと有森さん、がサインや撮影に応じてくれる。これ、だけでもすごいモチベーションUP。
有森さんと千葉ちゃんにさっと列ができる。有森さんとお話して、しっかり千葉ちゃんと写真撮ってもらって、シャッター押してくれるスタッフのおにいさんが失敗しないように超緊張しているのをいちびりながら、やあ、下関でも応援してもらってー、とかなんとか、わ、楽しいわあ!速いおねえちゃん!かっこかわいいおねえちゃん!!すき!!!

で、当日であるが、
スタート前はやはり緊張する。特に今回直前まで体調万全でもなかったもので、寒い、まだ声が元に戻らない、なんとなく、集合前の時間は、気のせいではあるが、ああ、今日は調子悪。やめとこうか。なんとなくしんどい、黒部名水マラソンの時もそうであった。スタート前には、やめようかとまで思う瞬間がある。天気が良いので、用意した長袖のシャツ重ね着はやめてスタンドの荷物置きスペースにおいて集合場所に。巨大なスタンドに囲まれた立派な丸亀市立の競技場。サブトラックも備え、設備も申し分ない。うどんコーナーまであるのが流石である。
(ふり返るにサブトラックのない国立競技場てどうなのさ。それを考えるにつけても、長居の競技場の恵まれたこと。ここ丸亀ではサブトラックは観覧席や建物もない、全くのオープンエアであるが、長居の第2競技場は専用の審判・運営者用のスペースや更衣室・トイレもあり、招待選手などのエリア管理も厳密にできる。やっぱり大阪ハーフマラソンはええわ。)

競技場のフィールドで並ぶのもただ待っているのと違って臨場感満点。だんだん、気分良くなってきてやめとこうなどと言う気分は消え去る。だいたい、まわりには後ろにもナンバーカードを付けた速そうな登録選手のおねえちゃんがいっぱいいてるし。みんなしゅっとして速そう!!おねえちゃんについて行く走法の私としては好条件。

競技場からスタートラインに向けて歩き始めると残念だったのが、整列エリアから外に出て前のエリアに素早く走るランナーとまさかの放尿ランナーの存在。あかんやろ(田んぼに向かってるし。)

気をとりなおして、同じエリア、ナンバーカードも近い大阪のランナーとマラソン談義しながら、スタートセレモニー開始。「ウォーミングアップの方法ですが」「ちっばちゃんはあ、良くやるのがね、その場でジャンプ。。。」千葉ちゃんが自分のこと千葉ちゃん呼ばわりしてるやんか!少し前のイメージでは、こんなくだけたことしてたかなあ。でも元気でのーてんきでいいわあ、そうそう、下関海響マラソンの時、道下美里選手の底抜けなのーてんきさに感化されたのかも知れない。

どんどん気持ちがハイになる!!
スタート!
スタートラインを切るまでにやはり号砲から1分程度かかる。しかししかし、めざとくコース左端の有森さんを発見!左から4列めくらいだったから、早く気がついたこともあり、無理なく左端に位置どり。しっかり有森さんとハイタッチ!!とにかくシリアスランナーが多い大会だ。あまりゲストとハイタッチしようなんて考えてるランナーはいないようである。

しばらく左端ギリギリ、コースアウトしないように追い抜いていく。ペース的に落ち着いた2kmくらいから4:45/kmを目安に定速を保つように心がけるが、ここで千葉ちゃんが前を走っているのに気づき、しばらく並走。なんてツイテいるんでしょう!むちゃくちゃいいペースで千葉ちゃんと並んで走れるなんて!!ちっばちゃーん、昨日おジョギング教室ありがとー。がんばってーとか何とか。

途中はともかく、折り返しを過ぎて後半12kmくらいからナンバーカード1××1の速いおねえちゃん発見!おねえちゃんシンクロ走法開始。少し大柄でかっこいい。4:30/kmを上回るペース。頑張って17km過ぎの給水まではついていく。これで相当速い目のペースを保てたと思う。給水所で見失ったから多分、給水なんかとらずにペースアップして1時間35分以内でフィニッシュしてるんじゃないかな?

フィニッシュ前、競技場へのアプローチの途中でまた有森さんとハイタッチ!!
元気でるぅ!4:30/km切るペースになってるし!!

完走すれば完走したで、主催者側の某氏が美人揃いと豪語する記録証発行の列でさらにハッピーになり、荷物手渡しも記録証だけとちゃうで、かーいーの。また、ちゃんとナンバーカード見て、カウンターまで持ってきてくれるし!

走り終わったあとは、着替えてイベントステージでのチャリティオークション。有森さんの競りがうまい。福士選手のウエア・シューズ・小物一式、など豪華出品があり、現金があれば、競り落としたいものがいっぱいあったけど、所持金が数千円で大阪まで帰らないといけないので断念。
うどんコーナーのうどん、チャリティコーナーで丸亀うちわ、飲食ブースで生ビールおかわりして、シャトルバスで丸亀駅へ。

丸亀駅近くでは、「手打ちうどん つづみ」で、山かけうどんとビールで乾杯!
JRマリンライナーの車掌さんのおねえちゃんもかっこよかったので、つい、車内精算したり、丸亀は大会も食べ物も  も、最高な経験になったのでありました!