完走・自己ベスト更新かつサブ3.5達成した私。心地よい疲労感に包まれ、帰途に向かう。

フィニッシュ後、市立競技場のフィールドが更衣スペース。芝生のうえで、おおらかに着替える感じ。流石にショーツを変える時は男性でもタオルを腰に巻いて見られないようにしているが、入り混じっている女性から見るとどうなんだろう。あまり気にしてないひとが多いようで。ランナーだから、かも。

もちろん更衣テントも用意されているが、そんなに多いわけではない。私的には、青空天井の下、あけっぴろげに着替えるのはキライではない。

(中には若い女性ランナーでも結構あけっぴろげなのが居るよ。いや、うそうそ。)

前回書いた完走後のメッセージを叫んで、フィールドから外へ。ここで地元大塚製薬のアミノバリューやOS1の手厚い給水、フィッシュフライの配布があるのだが、フィールド内は飲食できないので本来なら速く場外にランナーを誘導し、競技場外で飲食物の配布を行い、更衣エリアへ誘導したいのだろうと察する。が、競技場の外に更衣テントを展開するようなスペースがないようだ。うどんの振舞いコーナーは、立ち食いながらテントの下で、やっと落ち着ける感じだがご接待のおねえさん方の働きぶりも甲斐甲斐しくこころやすまる。

ラッキーナンバーの景品も配っているが昨年はスダチ焼酎があたつたが、今年はハズレ。

ダシに塩の効いたうどんでかなり、落ち着き、ランナーズオアシスに向かう。

昨年はバスに誘導されて乗りそこなった船であるが今年はしっかりチェック。乗込みは市立競技場前の堤防から水面の浮き桟橋に降りる。法面を降りるときにコケそうな野趣あふれる旅立ち。なかなか素敵。川風が涼しく、いくつもの橋脚の下をくぐり、他の船も行きかう。ああイイな。吉野川河口に広がり運河などが発達した徳島らしい設定。

今回一番不評だったと思われるのが、フィニッシュ後の導線、特に完走メダルがフィニッシュ直後では配られず、船かバスでランナーズ・オアシス会場の藍場浜公園に移動して、そちらで並ぶ仕組みに変えられたこと。

個人的には、後夜祭会場で狭い市立競技場の機能を分担するのは運営としては正解だと思う。後夜祭をとくしまマラソンの魅力だと理解している私としては寄らないことはあり得ないし。ただ、残念タオルを移動後渡すのは、ちょっとかわいそうかもしれない。収容バスがフィニッシュエリア到着時、バスの降車場所で渡すとか、どうだろう。すぐ使えるし親切ではないだろうか。

それと。ランナーズ・フォトグラフ、なんと全員の写真撮ってくれていたんですね。 後夜祭ランナーズ・オアシス会場で写真が貼り出し展示。自分のを見つけてお持ち帰りできる!私も2枚いただきました

ランナーズ・オアシスの第一生命のブースでは、2日にわたり尾崎好美さんと記念撮影。あんまり慣れてなくて初々しくエヘヘとか笑う尾崎サン!カワイイ!

エントリーサイトの掲示板などでは手厳しい意見が多いようだ。意外。
スタート地点が変わって、スタート直後の混雑が大幅に緩和されたことは間違いないし、手荷物預かりの位置は、確かに遠くなったが、UPで動き回る範囲内でもあり、メダル渡しの場所も前夜にガイドを確認して何ら困ることはない。
たとえば荷物預かり場所の変更については、前回までが便利すぎただけなのでは?県庁前の広場に手荷物トラックが並んでいたのが、更衣場所に指定されたグランヴィリオホテルの横手のあまり広いとは言えない路上に変更。そのグランヴィリオホテルは、丸ごと更衣室みたいになつていて、フロンドの前にも荷物を広げて着替えるランナーがいっぱい。県庁の職員組合のビルも更衣室に。など、既存施設をうまく使い、過度の仮設物などを排して比較的軽量の運営がなされているのだと理解している。ランナーのきままはかなり許容せれている。東京マラソンのようにガチガチになるより良くないか?移動距離もほかの大規模市民マラソンでは半端ではない。

元々、適度なユルさがあって、1万人切るくらいの人数で、動線設定や、整列管理もおおらかで、ボランティアの気持ちを前面に、スタート・フィニッシュ会場にあてる適当な施設がない割に雰囲気の良い運営が出来てるのが良いところと思う。フィニッシュ後の青空天井での着替えや、スタートの更衣エリアのホテルでもフロントの前で着替えているし、むしろ開放的寛容ですごく好きなところ。

ただ、岡山、姫路、など初回から高評価の大会が増え、ユルユルでは満足しないランナーが増えているのでしょうね。
別の要因としては、主催者挨拶などで規模拡大とシティマラソンの実現を誇る様子と、前夜の郷土料理店で聞いた、小さくてもいいじゃない?と言う話しとが、どうも対照的に感じられ、少し迷いが生じたかな?とも感じます。そのせいか、昨年の阿波しらさぎ大橋で圧巻に感じた応援が、新コースで最初に渡る吉野川橋大橋では、やや人数も盛り上がりも下回ったように感じたけど気のせいか?個人的には、クリック合戦は緊張するけど、コンパクトでも和やか、あったかい大会がいいかな。

コース変更は良いことばかりでなく、中間地点付近の西条大橋の手前で高い堤防を一旦下り降りて、長い上り坂を走ることになったことで、ここはある意味、フラットなとくしまマラソンに出来た難所かも知れません。

それと、完走メダルのデザインは他とまったく違うし、質感も高いので私は大好き。渡す場所も後夜祭(ランナーズオアシス)で、これはこれで楽しめるイベントがより知られる結果になり良いと思う。

さて、ランナーズオアシスでの尾崎好美さんとの撮影。
前日は、目標タイムに03:30:00、そして、結果は、03:27:26!目標達成のうえ、常に変わらない自分の目標、「淡々とイーブンに走る。最後は少しでもスパート」と言うイメージとほぼ一致する走りが出来たので、満足。Sブロックからのスタートで、最初の2kmは、それなりのスピードで走れたし。

ランナーズ・オアシスでは、すだちビールを2杯、半田そうめんを一杯。無料で貰えたフィッシュカツをばりばり。(レンジであっためるよう書いてあったけど、レンジないし、去年もそのままお菓子のように食べていたので。)パスコのパンなどのサンプル提供もあり
楽しめた。

もー。前走ってるおねえちゃんも、第一生命のブースのおねえちゃんも、ランナーズ・オアシスのMCさんも、タオルくれたおにいちゃんもカワイイ子ばっかり!ついついきゅうちゃんやらチャットモンチーやら、尾崎好美さんやら、追いかけてしまう。

自分としては、給水コップを必ずゴミ箱に入れる(行き過ぎたら次まで持つ)、ゼリーの容器も、声をかけて給水所のゴミ箱に捨てる、当然ガイドは前夜に読む、と協力的に行動したのが、誇れるところか。
昨年のとくしまが初マラソンで、今年サブ3.5を達成でき、やはり思い出に残る大会となった。
いろいろ不満のあるランナーもあるだろうけど、大会の良いところを伸ばすような姿勢で大会に臨むとモチベーションも保てるし、より楽しめると思う。、(笑)\(^o^)/Cgyr5wEUUAEQkxJ

最後に。
帰りはフェリーで徳島港から和歌山港、南海の特急サザンで帰った。航路の味わいも新鮮で足を伸ばせる得点もありいい思い出になった。