高橋尚子杯ぎふ清流マラソン

熊本地震の復旧のため、熊本県大津町へ派遣される前日、5月14日になるが、実は私は、高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソンにエントリーしていた。ちょうど出発日にあたってしまったので当然キャンセルすることに。それも派遣に応募する時から判っていたことだし、ボランティア根性と言うか思い立ったら未曾有の災害での救援と(また走れる)マラソン大会と、判断の基準ははっきりしている。

が、しかし、この大会は実は思い入れのある大会。さかのぼること2012年、大阪マラソン組織委員会事務局勤務時に、視察を提案し、唯一ハーフマラソンであると言う理由で取りやめになった、しかし当時から運営的には評価の高い大会で、いつかは見てみたいとと思っていた。

それで、エントリーにあたっては、抽選漏れは悔しいので、1万円のチャリティエントリーを選べば無抽選と言うことで、確実に出走機会を確保していたのだ。さらに、これが、この大会にほれ込むところなんだけど、早くから心肺蘇生講習を採り入れている大会。一般ランナーを対象にハートサポートランナーを募り、講習を行ったうえで当日の不足の事態に備えている。
そのハートサポートランナーと、講習にも申し込んでいた。

派遣前にちょっとした遠出をして体調を壊したりすると被災地に貢献、どころか大迷惑になるし、組織的にも許されないプレッシャーがあるのだが、やっぱり前日の講習、ランニングミーティングと受付だけでも参加して大会の雰囲気を味わって来ることにした。
そう、言い訳としては、参加賞のTシャツを貰わないといけない。(参加案内には不出走の場合郵送してくれるとも書いてあるのだが)
関西ワンデイパスを使って日帰り3,600円の大会前日「だけ」ツアーを虚構したのだ。

結果、気が済んだ。

会場のぎふメモリアルセンターへは、臨時バスも出て、地元が総力でサポートしている感じ。ぎふメモリアルセンターので愛ドームで、まず受付を済ませる。

あれ、Tシャツが紺色のと、白いのと2枚ある!受付のボランティアスタッフに、「むっちゃお得!ありがとう」と声をかけてもらってきたが、これ、チャリティランナー
へのサービス。。しかしそれにしても通常のエントリーフィーとの差額はそんなにある訳ではないので、これで元が取れている感じ。東京マラソンや大阪マラソンのチャリティーランナーとは違う。
しかも、これ、高橋尚子さんが、ちゃんと意識してくれてて、後日、黒部名水マラソンの前日イベントでうれしい展開になるのだが。。(これはまたあらためて紹介します。)

続いて、急ぎ足で出店の焼きそばをかき込みながら、高橋尚子ランニングミーティングに参加。好天に恵まれ会場の芝生広場のステージは暑いけど、とっても気持ちが良い。高橋尚子さんと、これが引退表明後初めての公式の場への露出と言う野口みずきさんも登場。みずきちゃんの晴れやかな笑顔とどこかふっきれたような「今までたくさん応援してもらったから、私もいっぱい応援していきたい」との言葉はこの日の青空にも増して気持ちが良い。

そしてアヤキチこと、西谷綾子さん。タレントランナーやんなあ、くらいの認識しかなかったけど、フルマラソン3時間で走る女子タレント最速とか。それを達成する影にはひたむきな努力と前向きさが
あることが良くわかった。「マラソンは完走するまでは、無理かもと思っていても、達成すると次が見えてくる。そしてサブ3.5、国際試合に参加できるようになるサブ3.15と達成するたびに次の目標が見えてきて新しい励みが次々に出てくる。」と。市民ランナーとして走ることの醍醐味を体現しているのである。偉い。また、それにも増して、こうしたゲストの良いところを引き出す高橋尚子さんの能力もいつもながら大したものである。

そのあと会場周囲を計3週、3kmほどだろうか?をランニング。ちょっときゅうちゃんのまわりはランナー過密気味で危なっかしかったけど、ヨコヨコで談笑しながらのUPはとても楽しいものであった。またまた川内祐輝選手のカレーネタとか、結構ばかばかしいお話も交えつつ、きゅうちゃん追っかけメンバーのひとりになっている自分が居る。

その後、残すはハートサポートランナー講習。大阪ライフサポート協会・大阪マラソンでは、インストラクター側なので、勝手はわかったもの、だが、この大会では、岐阜の心肺蘇生普及チームが運営していて、教材が「スクウマン」、ビデオ素材も違うし、講習内容は共通の心肺蘇生ガイドラインに沿っているから同じであるのだが、微妙に細部が違うぞ。叫ぶ言葉が違う、安全確認の際に、「できるだけの(感染予防)防護措置をしました。」との確認がはいるなど。

応急処置KITなどおまけも貰えて、主催者としても安全への気合を感じることができる。
さて、まだまだ会場を散策し、EXPOのテントブースなども見たいのだが、サングラスだけ買って、そしてご褒美の生びいるを何倍か楽しみ、帰途に着くことに。明日は早い。。