1.24年電力最大電力需要
22年夏(震災・原発停止前)の3089万kwをベースに。
節電影響190万kw
景気影響は考慮しない。少なくとも景気変動で大幅に電力需要が変わることは予想しにくいと考える。
H23年下記H3では気温影響をマイナス154万kw分と見積もる。これは本来節電影響と考えられるのではないか?これはカットする。
H22年並の猛暑を想定し79万kw加算
2978万kw

2.供給量
他社・融通分の按分はやめる
水力を月平均出力で算定、揚水発電も同様に20万kw加算。
水力 223万kw
揚水 236万kw
火力1472万kw
原子力 0万kw
他社・融通等 644万kw
地熱等5万kw

合計2800万kw

3.さらに必要な節電量
2978kw-2800万kw=178万kw
この試算でも供給力に対し、需要が6.357パーセント上回ることになる。

178万kwと言えば大飯原発3号機の再稼働で得られる電力に等しい。
ないしは、昨年の気温影響154万kwにほぼ等しい。

昨年並みの節電を前提としてだから厳しい数字であることに変わりはない。

しかしあえて大飯原発3G4G再稼働の対案を考えれば、
1)4号機の再稼働は要らない?
2)昨年の涼しさを念頭に思い描いてさらなる節電に取り組む。

原発一基あるいは2基分の電力を我慢する。出来そうで難しそうな課題である。敢えて言うなら、2)を
やってみたいと私は思う。